幸せってなんだろう
小学生の頃、好きだった女の子が卒業文集の中で、こんなことを書いていた。
「私は鉛筆を最後まで使い切れるような人間になりたいです」
最近、幸せってなんだろうと考えてる。
今の幸せの定石を考えてみると、
・ガチャでレアキャラが当たったとき
・ネットフリックスで映画観るとき
・SNSがバズってフォロワーが増えた時
・仕事がうまく行って社会的に認められた時
こんなところだろうか。
そう考えると、今の幸せって、全部外部に求めがちなのかもしれない。
たしかに、人間は1人じゃら生きていけないし、生きがいを自分以外に求めるのは正しいことだと思う。
しかし、ある程度幸せが担保されたものばかり摂取していると、自分の生活の色彩が段々モノクロになっていくんじゃないだろうか。
少なくとも僕はそうだった。
人生なんて退屈な日常の繰り返しだ。
でも、だからこそ、その繰り返しの日々を丁寧に生き抜くことが、本当の幸せに繋がるんじゃないだろうか。
「鉛筆を最後まで使い切れる」ことに喜びを見出せるような、そんな人間でありたいと僕は思うのだ。
最近、ゆで卵の殻をきれいに剥けて嬉しかった。
幸せなんて、そんなもんでいいのだ。